外出先で昼食を食べていたら、隣の人がピッチャーを手に取ろうとして失敗、盛大にひっくり返してくれやがりました。志々雄様なら牙突零式を躱すが如く華麗に避けられたのでしょうが、現実は漫画のようには行くはずもなく、当然の如く巻き添えを食い、水も滴る何とやらに(*1)。

  午後一で客先の打合せを控えた時にこの仕打ちとは、13日の金曜日、侮りがたし。

  しかしまあ、水で良かった。これがコーヒーとかだったら、婿はさておき客先には行けない姿になっていたでしょうし、アツアツの鍋焼きうどんとかだったら医療費控除(*2)どころか高額療養費制度(*3)の世話になっていたかもしれません。そんなことをなんとなく考えていたら、その場に居合わせた先輩曰く、「飲み会の笑い話のネタが一つ増えたぞ!やったねエフターク(*4)」。いやぁ、ポジティブ思考って大事ですねえ(棒)。

  飲み会と言えば、この日の前日にちょうど会社の飲み会がありました。運悪く仕事が立て込んだエフタークは幹事の一人だったにも関わらず半分しか参加できませんでしたが。次の日は終日客先という事もあり、二次会への参加を促す同調圧力を何とか回避して逃走。その後誰が何時まで飲んだか知りませんが、二次会の参加者と思しき一人が今日午前休を取ったという噂を聞いたので、多分自分の判断は間違っていなかったはず。
  空気を読まぬ、とは言わぬまでも、読むべき時とそうでないときの区別はつけたいです。空気を読まないポジティブ思考を持てたら、これ最強。尤も、自分の場合、「知ってても敢えて読まない」のではなく「視野が狭まって読めていない」事も少なからずありそうなのが悩みの種ですが。



(*1)もしかしたら午後からの会議に向けて頭を冷やせ、もしくは眠気を覚ませ、という天の思し召しだったかもしれませんが、残念ながら豚丼の胃もたれと食後の眠気の前には効果はいまひとつのようでした。

(*2)節税策の一つ。年間の医療費が10万を超えた分を所得控除し、税金が安くなる。医療費が25万、税率20%なら、確定申告すれば(25-10)*0.2=3万円の還付。しかし結果的に10万を超えるならともかく、狙ってやるようなものではなく、そんなことより予防に注力した方がよほど経済的&QOLも高い

(*3)健康保険の範囲内ならどんなに医療費がかかっても一定の上限までしか自己負担しないでいいよ、という制度。医療保険の存在意義をぶち壊しにする物の一つだが、宣伝に注力してないため知名度は低い。これを積極的にステマでもしたら○ムタクとか○ッキーとか人気回復できるんじゃないか。尤も、これも使うに至る以前に予防に注力した方が良いに決まってるが。

(*4)この先輩はエフタークというペンネームを知らないので実際は本名で呼ばれてます、念のため。