【要約】

  • (1)時代に合った経営をすべし:右肩上がりでない今「拡大志向」は危険
  • (2)「楽・得・正しい」商売で、ニッチな世界でトップを目指せ
  • (3)経営者目線(足し算引き算)と投資家目線(掛け算割り算)を合わせ持て

【所感】

タイトルからして経営者を想定読者に据えている本に見えますが、一介の会社員には無縁かと言われるとそんなことはありません。
なぜなら、会社員と言えど、自身の家庭の家計管理への責任があるからです。
家計簿のない家庭は決算書のない会社と同じです。

まして、資産運用、特に不動産収入のように事業的な側面を持つ事をするなら、猶更無縁ではありません。
給料以外に何かしらの収入源を持つことを検討する際、本業とのリスクの種類の違いや、(人的、資金的)リソースの振り分け方を考える上でも、本書の情報が役立つと思います。
例えば不動産経営なら、闇雲に何棟もローンで買い進めるのが果たして常に最適なのか、とか。

一点残念なのが、所々に見られる「私のような凡人では…云々」の記載。
謙虚なようにも見えますが、穿った見方をすると「オレにできないんだからアナタにもできっこないよ」と言われてるような気になります。
勿論読んだうえでどう行動に反映させるかは徹頭徹尾読者の責任ですし、意図もその表現も著者の自由ですが。

【リンク】

社長は会社を「大きく」するな!